北海道経済産業局と一般社団法人北海道機械工業会は19日、苫小牧市勇払の自動車部品製造業、トヨタ自動車北海道で「ハイブリッド車の部品生産ライン見学・研修会」を開いた。自動車産業に関わる企業など17社27人が参加し、ハイブリッドユニット(P510)ラインを見学したほか、同社の安全教育を体験した。
同局地域経済部の渡邉泰弘部長はあいさつで「世界中でデジタル化や脱炭素への動きが加速し、自動車の電動化が進展していく中で、部品供給も対応していかなければならない」と自動車産業の現状に触れ、「電動車に対する理解を深め、参入のきっかけになれば」と期待した。
自動化されたラインでは、複雑に折り曲げられた銅線でコイルを組み上げる様子や、ケースに収めて製品に仕上げる様子などを見学した。同社のものづくり道場で行われている安全教育では、VR(仮想現実)を活用した高所作業中の転落事故や階段での転倒事故の疑似体験をした。また、竹の棒を指に見立てて機械に巻き込まれる様子を見せ、「危険を実感することで安全に対する意識高揚を図る」と解説した。
電動化など新しい領域での技術革新に向けた自動車部品サプライヤー事業転換支援事業の一環で道が共催。参加した空知管内栗山町の製造業日伸(本社愛知県豊田市)の鎌田尚幸北海道支社長は「普段はなかなか見られない現場を見ることができ、興味深かった」と話していた。
















