苫小牧市の新たな複合施設「苫小牧市民文化ホール」(旭町)の2026年3月オープンに向けて、市民の機運醸成を図るプレイベント「みんなで創る海 Grow up!とまこまい」が23日、市文化会館で開かれた。テーマは市民が意見を出し合って決めた「海」で、ホッキ貝を使ったワークショップと、歌や踊りのステージの2本立て。市民ら約600人がイベントを楽しみながら、約1年半後に完成する新施設へ思いをはせた。
同ホールの建設・管理運営を担う特別目的会社「氷都とまこまいパートナーズ」が主催、市民有志でつくる実行委員会が準備や運営を担った。
ワークショップは、市内在住のイラストレーター村田なちこさんが講師を務め、ホッキ貝の殻に色や模様を付け、同ホールに飾る予定のガーランドやオリジナルの楽器をつくった。苫小牧東小3年の生井彩さん(8)は「(同ホールで)飾られるのはうれしい。オープンした時には見に来たい」と笑顔を見せた。
ステージではこの日のためにダンスチームを立ち上げた市内3~12歳の17人が出演。歌に合わせて絵本「スイミー」の世界観を描いたかわいらしいパフォーマンスを披露した。
この他、シンガー・ソングライターかんばやしまなぶさんや苫小牧創作芸能研究会「樽前ばやし」、地元ダンスチームなど計5組の多彩なステージが繰り広げられた。
市内三光町の無職鈴木龍生さん(72)は「イベントはよかったが、もうちょっと人が集まってもよかったのかなと思う。これが(オープンに向けて)景気付けになれば」と期待していた。
市民ホール建設準備室によると、同ホール工事の進捗(しんちょく)率は8月末現在、23・3%。同社は「オープンに向けて、さまざまな計画をしていけたら」と話している。



















