オリンピアンを活用 知事「スポーツの裾野拡大」 定例道議会

オリンピアンを活用 知事「スポーツの裾野拡大」 定例道議会

 第3回定例道議会は24日に本会議を再開して、一般質問を続行した。赤根広介氏(北海道結志会、登別市区)は、世界の大舞台で活躍した経験や知識を広く活用すべきとして「オリンピアンの活用」について質問。鈴木直道知事は「スポーツ教室の開催、ジュニア選手の発掘・育成の専門的な指導、障がい者スポーツの理解促進・普及に向けたイベント開催などに取り組んできた」と説明。今夏のパリ五輪・パラリンピックでの本道ゆかりの選手の活躍を「好機」と捉え、「オリンピアンとのさらなる連携・協力を図りながら、スポーツの裾野の拡大や競技力の維持・向上など、本道スポーツの一層の振興に取り組んでいく」との姿勢を示した。

 赤根氏は文部科学省が来年度から、五輪やパラリンピック出場経験がある選手の教員登用を支援するとして、従来の公立学校の教員数の枠を超えて採用できるよう財政支援する方針であることに言及。「多くの道産子オリンピアンが活躍している本道においても、積極的にこの制度を活用すべきだ」と迫った。

 中島俊明教育長は「道教委では、スポーツの分野で顕著な実績を有する者を対象に特別選考を実施し、オリンピアン9人を含む50人を教員として採用してきた」と説明。こうした中、文科省が特別免許状の活用により、オリンピアンなどアスリートの学校教育への参画を推進するため「アスリートのリストの作成や、入職前研修パッケージの作成、任用する場合の加配措置など、新たな方策を決定した」と指摘。今後については「外部人材の活用は、学びの充実だけではなく、多様な専門性のある学校組織の形成の面でも意義あるものと考えている」と強調し、「より積極的な採用について検討していく」と述べた。

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