民生委員児童委員協議会 性的少数者の現状などを学ぶ 満島てる子さん講演会

民生委員児童委員協議会 性的少数者の現状などを学ぶ 満島てる子さん講演会
性的少数者が置かれている状況について語った満島さん

 性の多様性を認め合う社会の実現を目指すイベント「さっぽろレインボープライド」の副実行委員長で、テレビ番組のコメンテーターも務める満島てる子さん(34)の講演会が25日、苫小牧市民会館で開かれた。市内の民生委員児童委員や主任児童委員の研修機会として実施され、222人が参加。性的少数者に関する基礎的な知識や当事者が置かれている現状などを学んだ。

 市民生委員児童委員協議会(松村順子会長)主催。年に1回、有識者を市内外から招いて講演会を行っており、今回初めてLGBTQに代表される性的少数者を講演テーマとした。

 満島さんは自身について、男性同性愛者で女性的な格好や振る舞いを好んでいると説明。性を考える上では「体、心、好きになる性、表現―の四つのポイントがある」ことを示し、性自認が男性でも女性でもない人や、他者に対して性的に引かれない人など、男・女という区別だけでは当てはまらない人がいることも伝えた。

 また、性的少数者について「AB型の人や左利きの人と同じ割合と言われている。相当数の人が公言していないだけで、本当は『少数』ではない」と強調。偏見や差別的な扱い、同性カップルの結婚が認められていない―など社会的な課題が残されていることを指摘し、「講演を通して『自分は何ができるか』と考え、行動してもらうきっかけになれば」と期待を寄せた。

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