北海道防衛局は27日、日米共同訓練が10月21日~11月1日の12日間、航空自衛隊千歳基地で行われると発表した。米軍は第35戦闘航空団(青森県三沢基地)のF16戦闘機12機程度と人員約180人、空自は千歳基地の第2航空団のF15戦闘機12機が参加する中規模の「タイプ2」。苫小牧市は27日、庁内の在日米軍再編問題対策会議を開き、市民の安全・安心の確保に万全を期す考えを確認した。
在日米軍再編に伴う米軍戦闘機の訓練移転。千歳基地では2008年から実施しており、今回は昨年9月以来計13回目。戦闘機による模擬戦闘訓練などを積丹半島西方や三沢東方の訓練空域で予定している。27日に道防衛局で訓練移転に関する連絡協議会が開かれた。
基地所在地の苫小牧、千歳両市と道は▽土・日曜、早朝、深夜の訓練、飛行をしないこと▽米軍人の規律維持▽訓練終了後の検証―など8項目を要請。苫小牧市は個別に▽米軍外来機の飛来訓練などの抑制▽米軍機を含む機体の整備・点検強化、事故が発生した際の原因究明―などを求めた。
市は今後、市議会総合開発特別委員会や航空機騒音対策協議会で説明し、ホームページやSNSなどで訓練の情報を市民に周知。国と市は騒音の臨時測定局を市内に3局ずつ設け、常時測定局16局と合わせた計22局体制で騒音を測定する。
岩倉博文市長は臨時記者会見で「安全保障を取り巻く環境が大きく変化してきている中、この訓練は一定の効果がある」との見解を示し、「レベルの違う訓練も含めてその都度、市民の安心、安全のために決断していく」と述べた。
















