苫小牧市公設地方卸売市場青果棟で29日、とまこまい青果市場感謝祭が開かれた。野菜や果物、花を格安で売り、模擬競りや詰め放題なども繰り広げ、市民ら約1400人が買い物などを楽しみながら市場への理解を深めた。
同棟指定管理者の丸一苫小牧中央青果(野沢亨介社長)、仲卸、買い受け人で構成する同市場青果部連絡協議会が主催。昨年から同棟単独で開いており、苫花地方卸売市場の関係者が協力し、青果や花をイベント形式などで販売した。
目玉の模擬競りは2回に分けて開き、リンゴやメロン、マツタケ、花など計約120品目を用意。会場は子どもから高齢者までびっしりと埋まる中、希望額を伝える合図・手符帳(ふちょう)など競りの仕組みを紹介してから展開した。
市場価格の数割程度で競り落とされる品物もあり、「やったー」と歓声が上がる場面も。市内北光町の井端玲菜ちゃん(4)は600円で花束を射止め「楽しかった」と笑顔。母の由紀さん(42)は「初めて競りで購入できた。お家で飾りたい」と喜んだ。
市場内にはキッチンカーも並び、ホクト苫小牧きのこセンターなど協力企業の販売コーナーも。野沢社長は「今後も市民に市場を開放し、楽しんでもらえる場を提供していけたら」と話していた。
















