苫小牧市民会館自主事業の第9回ホール寄席が9月28日、同館小ホールで開催された。札幌市出身の落語家、8代目春風亭柏枝さんが古典落語の2演目で会場を笑いに包み、市民ら約70人が巧みな話術を満喫した。
柏枝さんの演目は、上方落語で相撲を題材とした「大安売り」と、大工と棟梁(とうりょう)、大家のテンポの良い掛け合いを描いた「大工調べ」。時折、擬音を交えた抑揚のある語り口で何度も笑わせ、耳に残る長セリフで会場を圧倒する場面もあった。笑福亭茶光さんも「竹の水仙」と「つる」を披露。観客は2時間にわたって2人の話芸を堪能し、大きな拍手を送った。
柏枝さんは「今回もここに来ることができてうれしい。また来年も皆さんと寄席でお会いしたい」と、名残惜しげにあいさつ。ホール寄席を締めくくった。
市内ウトナイ北の塚田昌己さん(59)、郁子さん(59)夫妻は「とても楽しめた」と口をそろえ、寄席が開かれるたびに足を運ぶという郁子さんは「子どもの頃から落語を聞いている。話の情景が目に浮かぶのが魅力」と目を輝かせた。
















