27、28の両日、横浜アリーナ(横浜市)で開かれる「第5回電気工事技能競技全国大会」(全日本電気工事業工業組合連合会主催)一般の部に、山西電気(苫小牧市宮の森町)の佐藤央武(ひろむ)さん(25)が北海道代表として出場する。苫小牧からの全国大会出場は初めてで、佐藤さんは「皆さんに指導いただいた経験を生かし、1位を目指して全力を尽くしたい」と張り切っている。
全国大会は隔年開催。苫小牧電気工事業協同組合(長居順一理事長)は、全国出場には組織を挙げての若手育成が必要―と、2022年に技能研鑽(さん)研究会(尾崎逸人会長、13人)を立ち上げ、40~50代のベテラン電気工事士が集った。今年は9月の北海道大会に向け、7月から週3~4回、熟練者のメンバーがみっちり佐藤さんを指導。成果が実り道大会で金賞(北海道知事賞)を獲得、全国切符を手にした。
全国大会は北海道代表2人を含め53人が出場する。実技は図面に沿って1・8メートル四方のパネルに配管や配線、照明、テレビ、LANケーブルの取り付けなど、住宅1軒分に相当する電気工事を3時間でこなす。鉄製の配管を「ベンダー」と呼ばれる道具で曲げる作業もあり、時間との戦いとなる。
研究会のメンバーは作業時間を計り、効率的な施工手順を助言。「佐藤さんはハートが強い。センスも良く、手際がいい」と応援に力が入る。尾崎会長も「この道2年と経験はまだ浅いがのみ込みが早い」と語る。
会場の横浜には組合関係者約30人が応援に駆け付ける予定で、山西電気の山西寛範社長は「(佐藤さんの)活躍を見て、この業界を志す若者が増えてくれれば」とエールを送る。
苫小牧電気工事業協同組合は苫小牧市以東の胆振、日高管内の電気工事業者85社で組織。同組合の中山卓也青年部長も「全国大会出場へのバックアップ体制は整った。今後が楽しみ」と期待を込めた。
















