生徒の表現力など強化 開成中で公開研究会

生徒の表現力など強化
開成中で公開研究会
意見を出し合う生徒ら

 苫小牧開成中学校(能登敬久校長)は19日、生徒の表現力や協同的な学びの強化に関する公開研究会を同校で開いた。市内の小中学校から教員12人が参加し、授業の様子を視察。その後、授業の利点や改善点を話し合った。

 同校は今年度の市学校教育推進計画実践研究指定校。「思考・創造・表現型の授業へ」をテーマに研究し、教育現場では生徒の表現力を高めるため、主張する機会を増やしている。

 公開研究会では、2年生の社会と3年生の英語の授業を公開した。社会では、中国・四国地方で交通網が発達しながら人口分布が偏っている理由をグループで考察。生徒たちは「四国と中国をつなぐ瀬戸大橋などができ、移動しやすくなったからでは」など、さまざまな意見を出し合って結論を出した。英語では「無人島で1カ月暮らすなら何を持っていくか」をテーマに英語で討論。ナイフや水などを挙げ、違う意見が出ると話し合って考えを深めた。

 授業後、教員からは「自分中心ではなく、他人の意見を尊重する姿勢が見られた」「生徒の関心をうまく引き出していた」という評価や、「内容が難しく、発表に参加できない生徒がいた」「違う視点からの(生徒の)主張があっても良かった」「英語では、自分で自分のつまづきに気付くための振り返りが大事」といった助言などがあった。

 同校では、意見や助言を今後の研究や改善に役立てる。研究成果は来年4月に市教育研究所が開く研修講座の資料にまとめられ、市内の小中学校で活用される。

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