国際親善大会で好成績 極真会館苫小牧道場 空 手

国際親善大会で好成績 極真会館苫小牧道場 空 手
国際親善大会で活躍した極真会館苫小牧道場の門下生

 苫小牧市住吉コミュニティセンターを拠点に活動する極真会館苫小牧道場の門下生がこのほど、「第18回国際親善全ヨーロピアン大会選抜 マス大山メモリアルジャパンカップ」(9月、札幌市)に出場し、佐藤力也(拓進小1年)が小学1年男子で優勝するなど、組手の各部門トーナメント戦で好成績を収めた。

 佐藤は11人で激闘を展開した小学1年男子で見事栄冠。上段蹴りを軸に戦って楽に勝ち上がると、決勝では緊張もあったが力を発揮し圧勝で頂点に駆け上がった。「目標だったので優勝できてよかった。蹴り技をもっと練習してこれからも1位を取り続けたい」と話した。

 牧野拓実(緑小1年)は準決勝で同門の佐藤に敗れ3位。1、2回戦と苦戦しながらも勝ち進んだが、公式戦で初対戦となった佐藤に押されて敗れた。「回り込みをもっとうまく使って蹴り技を強化してリベンジしたい」と語った。

 6人で競った幼年年中では小川一路(ピノキオエンゼル幼稚園)が準優勝。得意の膝蹴りを武器に奮闘し「とてもうれしかった。これからも優勝できるように頑張っていきたい」と笑顔で話した。

 小川咲良子(緑小2年)は11人が出場した小学1、2年女子で準優勝。決勝では韓国人選手との対戦も「パンチが強くて押された。今後はパンチ力をもっと上げて、海外選手に勝てるように稽古に励みたい」と目を輝かせた。

 6人が出場した一般無差別では、伊藤翼(苫小牧工業高2年)が奮闘して2位。初戦は110キロと大柄な韓国人選手相手に、下段蹴りなど多彩な攻撃を仕掛けて勝ち上がった。決勝では過去に数回対戦も黒星が続く相手。「決勝は手応えを感じた。技術力とパワーを付けてリベンジできるよう頑張りたい」と話した。

 指導する冨髙泰至北海道支部長は「海外選手などと国境を越えて戦い良い経験になったと思う。日本の文化として礼儀礼節を含め、今後も稽古を積んで高みを目指してほしい」とたたえた。

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