苫小牧市民参加演劇祭(実行委員会主催)が11、12の両日、市文化会館で開かれる。太宰治の未完の遺作を基にしたラブコメディー「グッドバイ」を上演する。出演者らは本番を間近に控え、連夜稽古に励んでいる。
市民文化祭の一環。演劇集団「群’73」の団員をはじめ、公募で集まった10代~40代の男女13人が出演するほか、ダンススタジオ「NO STYLE(ノースタイル)」(川沿町)のダンサーも8人ほど登場する。市内の小劇場スタジオラボで支配人を務めていた、舞台演出家鈴木龍也さんが演出を担当する。
原作は映画、舞台化もされているケラリーノ・サンドロビッチの戯曲。雑誌編集長田島周二が何人もの愛人との関係を清算するため、探し出したとっておきの美人に妻のふりをしてもらい、愛人宅を渡り歩く。3時間程度を予定している。
9月下旬から市内のスタジオなどで毎日3時間ほど稽古し、所々芝居を止めながら場面ごとの演技に磨きをかけている。今回が初舞台という苫小牧高専演劇部1年の中谷謙介さん(15)は「演劇経験は浅いが、精いっぱいやりたい」と意気込む。
実行委の須藤夏菜子代表(35)は「楽しい作品。長丁場だが飽きないように工夫しているのでぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。
11日は午後5時半、12日は同2時に開演(いずれも開場は30分前)。入場料は一般1000円、高校生以下500円(座席を必要としない未就学児は無料)。前売り券は市文化会館、市民会館、市文化交流センターで販売しており、当日券も用意する。
問い合わせは実行委 電話0144(73)6767。
















