苫小牧の絵画講師工藤さん、道展で会友賞

工藤幸俊さん

 苫小牧市明徳町の絵画講師工藤幸俊さん(74)の水彩画「秋映」が、第97回道展(北海道美術協会主催)で「会友賞」に選ばれた。2021年に会友に推挙された工藤さんは「受賞は一つの通過点。今後も成長できるよう、教室の生徒と共に描き続けたい」と喜びを語る。

 道展は日本画、油彩、水彩、版画、彫刻、工芸の6部門から成る公募展。今回会友からは76点の応募があったが「会友賞」を受けたのは10人で、東胆振(1市4町)では工藤さんだけという。

 「秋映」は、秋の北大苫小牧研究林(高丘)が題材で、F100号(162センチ×130・3センチ)の大作。鏡のような池に映る紅葉した木々の様子を写実的に描いた。工藤さんは「重なり合う葉の色付きや奥行きにこだわった」と語る。これまでF50やF80号といったひと回り小さな作品を多く手掛け、100号は初挑戦。「構図や制作期間といった全ての面で勉強になった」と振り返る。

 9年前、市内の絵画サークルで水彩画を始め、現在はサークルや子ども絵画クラブで指導に当たる工藤さん。6月には日本水彩展・一般の部で7位に相当する石井鶴三賞に選ばれ、同展の会友への昇格を果たした。今後については「公募展に向けて大きな絵を制作してきたので、基本に立ち返り、小さなサイズの絵にも挑戦したい」と話す。

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