苫小牧港湾関係の企業・団体で構成する苫小牧港利用促進協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は7~10日、韓国を訪れる海外ポートセールスを展開する。新型コロナウイルス禍の影響で中止していたため4年ぶりの実施。ソウルや釜山でセミナーや企業訪問などを通して苫小牧港をアピールする。
海外で港を売り込むポートセールスは、官民一体で定期航路の誘致などにつなげようと展開。2011年から主にアジア圏へ毎年実施していたが、19年11月のマレーシア・クアラルンプールなどへの訪問を最後に中止していた。今回は市や苫小牧港管理組合、苫東など17企業・団体から32人が参加し、4日間の日程で韓国を訪れる。
8日にソウル市内のホテルで「苫小牧港セミナー in韓国」を開催。韓国の観光や港湾関係者、道ソウル事務所など約70人を招き、ハスカップやホッキ貝など苫小牧の特産品を振る舞いながら、苫小牧港の最新情報を紹介して意見を交わす。また、苫小牧港に航路を持つ南星海運など船社5社や、韓国貿易協会などを訪問する。
9日は東アジアを代表するハブ港湾の釜山港を視察し、同港を運営する釜山港湾公社も訪れる。22年の同港国際コンテナ個数(20フィートコンテナ換算)は約2200万個で、苫小牧港(約29万個)の約75倍。ターミナルの港湾設備も自動化が進んでおり、視察や調査を通して苫小牧港の今後に生かす考えだ。
岩倉市長はポートセールスに向けて「韓国の釜山港は、苫小牧港の外国貿易で一番重要。これからの苫小牧港の発展のため、関係強化に取り組んでいきたい」と意欲。同協議会事務局の苫小牧港管理組合は「韓国は物流の流れを見る中で重要な場所。コロナ禍で滞っていた交流を深めたい」と話している。
















