糖尿病の予防や早期の発見・治療、偏見の解消を啓発する「世界糖尿病デー」の14日、苫小牧市内6カ所を糖尿病啓発のシンボルカラーである青色のライトで照らす「ブルーライトアップ苫小牧」が行われる。市内6医療機関で組織する実行委員会が昨年に続いて企画し、「糖尿病を正しく理解するきっかけにしたい」と呼び掛けている。
世界糖尿病デーは、1991年に国際糖尿病連合と世界保健機関(WHO)が始めた国際デー。血糖を下げる働きがあるホルモン・インスリンの発見者の一人、カナダのフレデリック・バンティング氏の誕生日が由来。市内では昨年、王子総合病院の三木隆幸副院長が旗振り役となり、市内5施設を青色に照らした。
実行委は昨年も参加した同院、おおはた内科循環器クリニック、柴田内科循環器科、市立病院、よしだ内科循環器クリニックの5医療機関と、新たに眞和会苫小牧病院を加えた。市と市医師会(沖一郎会長)が共催する。
ライトアップは同日午後5時~同9時、緑ケ丘公園展望台(高丘)、苫小牧信用金庫(表町)、イオンモール苫小牧(柳町)、ネピアアイスアリーナ(若草町)、苫小牧西港フェリーターミナル(入船町)、苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園モニュメント「ポート・オブ・トマコマイ」(同)で行う。昨年から一部変更した上、施設数を1カ所増やした。
日本では成人の6人に1人が糖尿病や予備軍といわれる。症状が出にくいため、合併症が出てから受診する人も多いといい、三木副院長は「だらしない病気、尿にまつわるものだと誤った認識を持たれているが、遺伝や体質なども関係する。活動を通じて偏見を無くし、正しく理解してほしい」と力を込める。
18日午後2~4時には、市などが主催する糖尿病市民公開講座も市文化会館(旭町)で開かれる。市内の医師や理学療法士が治療や予防策について解説する他、糖尿病患者で医療従事者として活躍する神戸大医学部付属病院国際がん医療・研究センターの大江裕子看護室長が「糖尿病と共に生きるとは」と題し特別講演。7歳で1型糖尿病を発症した同氏が体験談を語る。参加無料で事前の申し込みは不要。問い合わせは市健康支援課 電話0144(32)6410。
















