チップの採卵体験 千歳の支笏湖小児童 ふるさと学習で

チップの採卵体験 千歳の支笏湖小児童 ふるさと学習で
採卵作業を体験する支笏湖小の児童

 千歳支笏湖小学校の全児童9人は6日、同市支笏湖温泉にある支笏湖漁業協同組合(佐々木義朗組合長)のふ化場で、ヒメマス(チップ)の親魚からの採卵作業を体験した。同漁協がふるさと学習に協力し、児童は毎年、チップの採卵や個体識別用のひれ切りを体験している。

 最初に同漁協の佐藤晴一事務局長が、チップの雌1匹から約400粒の卵が採れることを説明する一方、魚の命を奪う点にも触れ「支笏湖チップを守るためなので、魚に感謝してやってほしい」と呼び掛けた。

 児童は漁協職員の手ほどきを受け、1人ずつ専用の器具で腹を割き、オレンジ色の卵をかき出した。洗面器に移した魚卵に雄の精子をかける授精作業にも挑戦。顔がこわばっていた子もいたが、何度も体験済みの上級生は手際よくこなした。3年生の板谷優月さん(8)は「申し訳ない気持ちもあったけど、大切なことと思って取り組んだ。しっかり育ってほしい」と願った。

 同組合はチップのふ化・増殖事業として10月中旬から親魚の捕獲を始め、同下旬から採卵作業に着手。採卵作業は今月中旬まで行い、受精卵は1月中旬にもふ化する。

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