東胆振精神保健協会(土屋潔会長)は4日、苫小牧市民会館で2023年度の東胆振精神保健大会を開いた。地域の精神保健事業に尽力した人へ感謝状を贈呈した他、9月に市内で開催した「心のアート展」の各賞受賞者表彰、むかわ町国民健康保険穂別診療所副所長の香山リカ(本名・中塚尚子)さんによる講演も行った。
開会のあいさつで土屋会長は「精神保健福祉を取り巻く状況は日々変化している。今後も時代のニーズを捉えたさまざまな活動を進めたい」と語った。感謝状は20年以上にわたって東胆振の精神医療を支えてきた植苗病院の髙木果院長に贈られ、髙木院長は「自分一人の力ではなく病院スタッフや患者さんなどたくさんの方々の支持があったから」と尽きない感謝を述べた。
今年度58点の力作が集まった心のアート展表彰では、折り紙による大きなモザイク画「私?!」が最優秀賞に輝いた。優秀賞1点、佳作3点も選出され、出席者が拍手でたたえた。
「コロナ禍の前後で心の問題は変わったのか」と題した香山さんの講演会には市民ら約150人が来場した。香山さんは精神科医としてコロナ禍を経験し、特に真面目な性格の人が不安や混乱、偏見などで人生が一変していることを紹介。「自分で自分をリスペクトする、大事にすることがとても大切。働かせ過ぎたり、頑張らせ過ぎないで」と呼び掛けた。
















