タブレット活用が評価 教育研究論文で準特選賞 苫小牧ウトナイ小

タブレット活用が評価 教育研究論文で準特選賞 苫小牧ウトナイ小
川上参事(左)から賞状を受け取る西多主幹教諭

 日本教育公務員弘済会北海道支部主催「2023年度教育研究論文」の学校研究部門で、苫小牧ウトナイ小学校(手塚敏校長)が応募したICT機器に関する論文が、準特選賞に選ばれた。授業でタブレット端末を活用した実践などが評価されたもので、7日に同校で表彰式が行われた。

 弘済会道支部は、道内教育の振興を目的に毎年、教育課題に対する研究、実践論文を学校や教員から募集している。優れた内容には賞を贈り、広報誌に掲載。道内各校に配布して紹介をしている。

 募集論文には「学校研究」と「個人・グループ研究」の2部門あり、学校研究部門には今年度、47校から応募があった。

 ウトナイ小の論文テーマは「ICT機器の効果的な活用による『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な充実を目指して」。同校は2020年度にタブレット端末を授業に導入したが、教員も児童も使用法を十分理解していなかった。このため、改善に向けて22年度から研究や実践に取り組んでおり、論文にはその内容がつづられている。

 タブレットのアプリを有効活用することで、調べ学習で端末を使う子や学習を自己調整できる子が増え、職員は端末で連絡し合うことで会議を削減する効果などがあったことを記したもので、指導や働き方は常に更新し続ける必要があるとまとめている。

 表彰式には、弘済会道支部の川上博参事が来校し、実践をけん引し、論文を執筆した西多俊主幹教諭に賞状を手渡した。受賞について西多主幹教諭は「素直にうれしい。求められる教育とは何か、アンテナを張り、児童の主体性が高まるような研究をこれからもしていく」と意気込んだ。

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