北陸銀行苫小牧支店の取引先企業で構成する「ほく親会」(大野順治会長)は6日、苫小牧市内のホテルで講演会を開いた。富山市の建設業正栄産業の森藤正浩社長(52)が、経験談に基づいて中小企業成長の極意を語り、会員ら約60人が耳を傾けた。
同社は1997年に創業し、富山、石川両県で住宅建築を請け負う他、飲食や介護などの事業も展開している。
森藤社長は企業の成長には生産性や組織経営など複数の壁があると説明。住宅メーカーの下請けから始めた創業時を振り返り、「取引先企業が2カ月連続で倒産し、リスクを感じてメーカーへと事業構造を変えた。自立経営へと考え方を変える大きなターニングポイントだった」と述べた。
また、同社は売上高を4年後、約1・6倍の100億円に引き上げたい考えで、「地域でブランド力をつくることが大切。小さなミスなどのエラーを無くすことや、新しい事業に挑戦する知の探索、既知の事業をより深める知の深化をバランス良く進めることが重要」と訴えた。
















