苫小牧保健所は9日、今秋初のインフルエンザ注意報を発令した。管内(東胆振1市4町)定点当たりの患者数は10月30日~11月5日の1週間、10人で基準値(10人)に達した。前週と比べて約2倍に拡大し、同保健所は「早めの流行」と危機感を募らせる。道内5保健所で警報レベルを超えるなど、全道的に大流行が懸念されている。
苫小牧保健所管内は定点医療機関8カ所で感染動向を把握しており、注意報発令は今年5月10日(基準値超えは4月24~30日)以来。定点当たり患者数は、10月16~22日が2・88人、同23~29日が5・25人とほぼ倍々で感染が急拡大していた。
インフルは季節性のため、例年は5月以降に収束しているが、今年は5月にも注意報が発令され、6~7月にも感染者が出ていた。8月中旬以降も断続的に定点報告があったといい、同保健所は「春先の感染状況がずるずると続いている印象」と分析する。
道内は10月30日~11月5日の1週間、定点感染者数が24・68人で6週連続の上昇。札幌、室蘭などの近隣を含む道内5保健所管内で警報レベル(30人)を超えている。
苫小牧保健所は早めのワクチン接種をはじめ「マスクの着用や手洗いなど基本的な感染予防を徹底してほしい。対策はインフル、コロナどちらにも有効」と呼び掛けている。
















