道の山口修司水産林務部長は10日の道議会決算特別委員会で、中国の禁輸措置により打撃を受ける道産水産物について「中国は昨年の輸出額833億円のうち532億円を占める最大の輸出先国」とし、「このたびの輸入停止措置を受け、道は輸出先国の多角化や輸出品目の多様化に重点的に取り組む」との姿勢を示した。太田憲之氏(自民党・道民会議、千歳市区)の質問に答えた。
山口部長は今後、関係団体と連携し、国の支援策も活用し「中国以外の道産水産物の輸出に向け、加工体制の強化や水産物の嗜好(しこう)・消費動向を把握し、プロモーションを展開する」と強調。「新たな販売ルートの開拓に努め、道産水産物の輸出拡大に取り組む」と答弁した。
太田氏は2023年のこれまでの輸出状況も質問。小林成行水産食品担当課長は、1~6月の輸出額は前年同期を上回る375億円だったが、「中国政府が7月から実施した通関時の全量検査や8月の輸入停止措置により、1~9月の輸出額は前年同期比12%減の519億円」と説明。特に9月は「中国への輸出額がゼロとなり、本道水産業に大きな影響が出ている」と述べた。
















