7日夕に出張先の韓国で意識を失って倒れ、医療機関の集中治療室(ICU)で治療を続けている岩倉博文苫小牧市長が11日、意思疎通ができるまで回復した。市が同日午後に発表したもので、岩倉市長は徐々に状態が安定してきているといい、帰国に向けて調整を始めている。
市によると、韓国に派遣している市職員が11日午後0時半ごろ、医療機関で市長の家族から話を聞いたという。岩倉市長はICUで治療を続けているが、意思疎通ができるまで意識が回復したという。市は「治療内容の詳細については、ご家族の心情を考慮し公表を差し控えさせていただく」としている。
市は9日付で木村淳副市長を職務代理者としており、当面の間はこの態勢を変更せず事業や施策を進める予定。木村副市長は「岩倉市長の一日も早い回復を願っているという思いは変わらない。不在の間は職員と一丸となって日常の業務を遂行する」と話す。8日から実施している職員1人の韓国派遣も継続して情報収集などに当たり、岩倉市長の帰国時期などは医師の指示に基づいて判断する。
岩倉市長は、苫小牧港利用促進協議会の会長として、苫小牧港をPRするポートセールス(7~10日)で韓国を訪問。韓国に到着した7日午後5時半ごろ、仁川国際空港で入国審査の待機中、意識を失って倒れて一時心肺停止になったが、心臓マッサージを受けて呼吸と脈が戻り、空港近くの医療機関に搬送された。精密検査の結果、心室細動による不整脈の可能性があるという。
















