第21回胆振・日高地区中学校秋季バレーボール選抜大会が11日、苫小牧啓明中学校体育館で開かれ、女子は苫小牧VC!が優勝した。2チームが出場した男子は新冠・門別が苫小牧ジュニアを下した。
大会には男子2(登別緑陽棄権)、女子10チームが出場。男子は苫小牧ジュニアと新冠・門別の一騎打ちとなり、新冠・門別が2―0でストレート勝ちした。苫小牧ジュニアの対馬監督は「相手のストレート攻撃の守備の徹底なども指示して、第2セットは競り合うことができたが力不足だった」と話していた。
女子はトーナメント戦。決勝は苫小牧VC!―アルテミス室蘭の東西胆振1位同士の顔合わせとなり、苫小牧VC!が競り勝った。
【男子】
▽リーグ戦
新冠・門別2-0苫小牧ジュニア
【女子】
▽決勝
苫小牧VC!2-1アルテミス室蘭
▽準決勝
苫小牧VC!2-0室蘭桜蘭
アルテミス室蘭2-0青 翔
▽2回戦
苫小牧VC!2-1伊 達
室蘭桜蘭2-0えりも・様似
青 翔2-0静内第三
アルテミス室蘭2-1室蘭翔陽
▽1回戦
伊 達2-0啓 北
室蘭翔陽2-0啓明・白桜
- 苫小牧VC! 来季に向け大きな勝利
女子決勝の第2セット。接戦の第1セットを落とした苫小牧は14―18と追い込まれてタイムアウト。そこから田中のサーブで崩し、20―18と逆転、粘って第2セットを奪った。リズムをつかんだ第3セットは室蘭に反撃の力は残っていなかった。一気に点差をつけて力と勢いで押し切った。
川口監督は「けが人が多く、ベストの状態ではない状態で勝てたのは大きい。来年の夏に向けても大きな勝ちとなった。これから練習して、ベスト状態で試合に臨めるように仕上げていきたい」と話していた。




















