アイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」作りの講習会が18日、苫小牧市生活館(矢代町)で開かれた。平取町でアイヌ文化を伝承する地域おこし協力隊の岡本朋也さん(26)が、参加者15人に作り方を手ほどきした。
岡本さんは「弁が厚いと鳴りがよくないので、薄く削って」とアドバイス。参加者は細長い竹の板を、厚みや形に気を付けながら彫刻刀で削っていった。難航して助けを求める人に岡本さんが手を加えると、ムックリ独特の響きが見事に発せられ、参加者が「わあ」と喜ぶ一幕もあった。
市澄川町の瀬尾由美子さん(71)は「小学5年生の孫に話したら『欲しい』と言われたので、ちゃんと音が鳴るのができてよかった」と笑顔を見せた。
市主催のアイヌ文化振興事業。各分野の専門家を招き、作品制作の機会を市民に提供している。
















