道は21日、2023年度補正予算案を発表した。一般会計と特別会計を合わせて総額110億2200万円。人身事故が頻発するヒグマ対策推進費などを盛り込んだ。28日に開会する第4回定例道議会に提案する。
補正の内訳は一般会計が107億9100万円で、特別会計が2億3100万円。これにより今年度の一般会計の総額は3兆2020億3200万円となる。
ヒグマ対策推進費として1500万円を計上。人里への出没が増加しているヒグマの防除対策を強化するため、市町村が行う「春期管理捕獲」の経費の半額までを補助する。また、官民連携推進事業費として1億2400万円を盛り込み、道のふるさと納税の寄付金増加に伴う返礼品の経費を増額して対応する。
災害復旧事業費として10億7600万円を計上。この他、公共事業の端境期における効率的な執行を確保するため、道の単独事業を前倒し(ゼロ道債)で実施する特別対策事業費17億5100万円、公共関連単独事業費8億8100万円も盛った。
道職員の期末・勤勉手当(ボーナス)を年間0・10カ月分、月給を0・99%引き上げるなど、給与改定経費として62億3200万円を計上した
この他、ラピダスが千歳市に建設中の次世代半導体工場で27年の本格稼働時に使用する水を、道企業局の苫小牧地区工業用水道(工水)から供給するための設備工事費として192億7600万円を限度額に設定。債務負担行為のため、今回の補正には予算額を計上していないが、23~27年度の5年間で使用し、配水管の敷設や中継ポンプ場の新設など整備工事を進める。この費用については、ラピダスが分担金として全額負担する意向を明らかにしている。
















