ヘアドネーションに協力 髪の毛寄付 拓勇西町の佐藤さん

ヘアドネーションに協力 髪の毛寄付 拓勇西町の佐藤さん
ヘアドネーションに協力するため髪の毛を40センチ切った佐藤さん(提供)

 苫小牧市拓勇西町のパート従業員佐藤美咲さん(44)は15日、髪の毛を約40センチ切り、病気や事故で頭髪を失った人にウィッグを作って提供する慈善活動・ヘアドネーションに取り組む団体に寄付した。約3年ぶりに髪形をショートボブにした佐藤さんは「少しでも誰かの役に立てるなら何より」と話している。

 佐藤さんは仕事の傍ら、市内で猫の保護活動をする団体「ねこのかくれざと」のボランティアメンバーに10年以上前から参加。主に猫の餌やトイレの砂の購入費、医療費といった運営資金集めを担当し、イベントに出向いてチャリティーグッズを販売したり、販売ブースで募金を呼び掛けたりしてきた。

 活動を続ける中で「温かい善意を寄せてくれる多くの人たちへの感謝を込めて、自分も社会に貢献したい」と考え、2020年12月、仕事や保護活動に忙しくても取り組めるヘアドネーションへの協力を始めたという。

 肩に届くかどうかだったボブヘアは約3年間で腰の辺りまで伸びた。同日、市内の美容室でバッサリと髪を切った佐藤さんは「ドライヤーで乾かすのが大変だったので、これからは楽になるかな」と微笑んだ。切った毛髪は美容室を通じ、ウィッグを作る国内の団体に送られた。「猫の恩返しならぬ、猫ボランティアの恩返し。これからも自分にできることで感謝の気持ちを表していきたい」と話していた。

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