八王子千人同心の子孫らでつくる「八王子千人同心旧交会」(東京都八王子市、野嶋和之会長)の会員8人が22日、苫小牧市を訪れた。両市の姉妹都市盟約50周年を記念した訪問で、石森孝志八王子市長からの親書も持参。勇払の蝦夷地開拓移住隊士の墓や市民会館前の勇払原野開拓記念碑に足を運んで先祖をしのび、末永い交流に思いをはせた。
同会の来苫は、市美術博物館で千人同心をテーマに企画展を開催した2020年以来。一行は市役所も訪れ、山本俊介副市長、福原功教育長と懇談した。野嶋会長(67)は岩倉博文市長へのお見舞いを伝え、50周年を祝うとともに一層活発な交流を祈る内容の親書を手渡した。移住隊士の墓についても「立派な墓所にしていただき本当にありがたい」と述べた。
前会長で顧問の粟沢裕さん(88)は、1973年8月の開拓記念碑の除幕式に出席したことを説明し、「(自分の)娘が記念碑の除幕をした。苫小牧の人たちが大切に今も残してくれていて、うれしい」と話した。
同旧交会は1968年発足。会員は現在300人ほどで、祖先の遺徳をしのび、慰霊祭や歴史研究、会誌発行などの活動を続けている。
















