苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(山岸孝司所長)は、所員が憩いながら仕事ができる新スポットを整備した。その名も「真砂カフェ」で、コンセント完備の机などが並び、本格ドリップコーヒーのマシンも置く充実ぶり。職場で自由に働く場所を選択できるアクティビティー・ベースド・ワーキング(ABW)の一環で導入し、所員らの人気を集めている。
「真砂カフェ」は、以前は喫煙所や談話室として使われていた、事務所と食堂を結ぶ一画約55平方メートルを活用。リラックスしながら仕事に集中したり、所員が活発にコミュニケーションを取ったりするため、約20人分の机や椅子を用意した。ボックス席はチームミーティングができるよう、モニターも設置している。
さらに所員の満足度を高めようと、飲料大手サントリー(大阪)の自動販売機連動型サービス「ボスマート」で、ドリップコーヒーや菓子、パンなど飲食メニューも購入できることが特徴。ネーミングは所員から募り、「ほっとルーム」「和える@AERU」など9候補を所員間投票し、「真砂カフェ」が圧倒的な支持を集めたという。
職場としても人気が高いのはもちろん、昼時は所員であふれかえることもあるほどで、総務課の工藤元寛さん(47)は「おいしいコーヒーが飲めて、とにかく集中できる」と笑顔を見せる。山岸所長は「リフレッシュはもちろん、所員のコミュニケーションを活性化させる場として、大いに利用してもらいたい」と話している。
ABWは2021年秋に導入。山岸所長の前任地の愛知製油所で、ABWにより生産性の向上などを確認したため、道製油所でも「自分で仕事の環境を考え、気持ちよく働いてほしい」と取り入れた。それぞれの働き方に応じて席を自由に変えることができ、個人用やチーム用の作業机、健康増進のため立ちながら仕事ができるスペース、ゆったりくつろげる空間などを設けている。
















