苫小牧高専ロボットテクノロジー部の8人は26日、東京の両国国技館で開かれる「アイデア対決・全国高専ロボットコンテスト2023」の全国大会に出場する。26年ぶりに道地区大会で優勝を果たした同高専は、地区大会での反省点を踏まえ、ロボットの性能を強化。「全力を出し切りたい」と意気込んでいる。
全国高専連合会などの主催。10月1日に同高専で行われた道大会には道内4高専から8チームが参加し、優勝した苫小牧高専Bチームと推薦で旭川高専Bチームが全国への切符を獲得した。
今大会は2分半以内に、コース内に張られたロープや角材といった障害物を乗り越え、最高で高さ2・4メートル上にぶら下がる果物に見立てたボール入りネットを取って籠に入れた数で得点を競う。コース2周目以降は「お助けアイテム」として高い位置にある果物などを取るための道具を装着できる。
苫高専Bチームは車輪を上下に動かして障害物を越え、マジックハンドのような道具で果物をつかみ、3試合連続で2桁得点を獲得する強さを見せつけた。しかし、他の地区大会では3桁得点も続出。全国大会では角材が3本から5本に増え、ロープの高さも変動し難易度も上がることから、地区大会の後、ロボットのパワーアップに全力を挙げた。
障害物を越える時間の短縮のため電気モーターからエアータンクに切り替え、上下運動だった車輪は内側に折り畳めるよう作り替えた。「お助けアイテム」の位置も、装着を容易にするため内側から外側にずらした。
全国大会には、8地区大会から全27チームが出場。リーダーの2年菊地章登さん(17)は「地区大会では(最も点数の高い)ミックスフルーツが取れなかったので、全国では取って勝ちたい」と語り、2年小松悠月さん(17)は「緊張しないように」と気持ちを落ち着かせることを意識する。
大西孝臣顧問は「チームは2年生が多く、伸びしろもある。エンジニアとして、他のチームのいいところを吸収してきてほしい」と話している。
















