苫小牧看護専門学校(岩井和浩学校長)と北海道千歳リハビリテーション大学(千歳市、伊藤俊一学長)は25日、事例検討グループワークを同専門学校で初めて実施した。専門職連携教育(IPE)の一環で、両校の2年生約160人が参加。患者の社会復帰を想定し、看護師、理学療法士、作業療法士の各分野から知恵を出し、連携したケア体制の在り方を学んだ。
両校は今年2月、国の規則改正で多職種連携(IPW)の実習促進が示されたことを受け、教育連携協定を締結。5月に同大で研修会を開き、学生らがIPWの重要性を学んだ上、各校で脳梗塞を発症した患者への対応策を検討してきた。
この日は学生が1グループ5~7人のチームとなり、各専門分野から患者との関わり方や連携の手段を探った。同専門学校の嶋崎遥さん(19)は「職種によって患者への視点が違う。共有すれば、よりよい看護ができる」と強調。本間美月教務主任は「他職種への理解が進み、看護師の見識もより深まる」と期待した。
同大で理学療法士を目指す鈴木康太さん(20)は「人を助けたいという思いは一緒。連携して取り組める部分もあることが分かり、将来のためになった」と手応え。信太雅洋副学長は「学生の頃から他の職種を知ることで、卒業後に働く現場などで順応しやすくなる」と話していた。
















