北海道高校PTA連合会は25日、苫小牧市内のホテルで生徒の健全育成について考える講演会を開いた。胆振管内の高校14校からPTA会員や教職員ら約50人が参加。精神療法の一つである認知行動療法を取り上げ、子どもたちとのコミュニケーションの取り方を学んだ。
臨床心理学や教育心理学を専門分野とする北海道医療大学心理科学部の冨家直明教授が「高校生のメンタルヘルス―認知行動療法の活用―」と題して講演。新型コロナウイルスなど感染症対策のマスク着用で表情から感情を読み取りづらくなっていることに触れ、会話をする重要性を強調した。
生徒指導上、性の問題から自殺者の増加まで課題が多様化していると指摘。「子どもたちのストレス対処力を高める必要があり、物事の考え方、対処方法を使いこなすことが大事」と述べた。
その上で、子どもたちとの会話では何があったかの事実確認をするだけでなく、「その時にどう思い、何を考えたかを聞くことも重要」と助言し、実践を呼び掛けた。
同連合会胆振支部の長内彰一郎副支部長=室蘭栄高校PTA会長=は「学んだ知識を持ち帰り学校、PTAとしっかり共有したい」と話した。
















