苫小牧日新小学校(高橋慎治校長)で27日、名寄市在住の全盲の旅カメラマン大平啓朗さん(44)による講演会が行われた。児童たちは、ハンディを背負いながらも前向きに生きる大平さんの姿に強い関心を寄せていた。
道徳の「心の授業」の一環で、4~6年生の約190人が参加した。
山形大の大学院生だった24歳の時に薬品の誤飲で失明した大平さんは「音、触覚、想像で写真を撮る」と説明。「目が見えないのにオーロラを見に行って、真逆の方を向いていた」といったエピソードも披露し、会場を和ませた。
質疑応答では「視覚障害になって気付いたことは」と問われ「今までは見た目の印象で人を判断していたけど、失明してから心で好きになったり、友達になったりした」と強調。「失明したからこそ、知ることができる世界がある。一度目をつぶって考えてみて」と呼び掛けた。
















