今季の高円宮杯JFA U18サッカープリンスリーグ2023北海道に参戦した駒大苫小牧高は6勝4敗4分けの勝ち点22で、8チーム中4位だった。来季に挑む岡崎史裕監督に意気込みを聞いた。
―今季のプリンスリーグ戦績について。
「昨年の3年生がプリンスリーグに復帰させてくれて、その感謝の思いを持って戦ってきた。3年生が一つになって頑張ってくれたと思う。今年のチームは体の小さな選手が多かったが、運動力を多くしたハイプレスのサッカーを体現してくれた」
―トップ2とは苦戦を強いられましたね。
「目標は2位以内のプレミアリーグ参入戦だったが、勝ち点を挙げるには毎週厳しい試合が続くと思っていた。勝ち切れない試合もあったが、負けないサッカーで勝ち点を拾えた。選手が成長できる場になったのは良かった。3年生が戦う気持ちを持ってやってくれた」
―高校総体、選手権は悔しい結果になったのでは。
「高校総体は北海道開催で3枠の出場枠があったが、出場を決められる試合で油断があり、悔しい思いもした。その次の週のプリンスリーグはオール3年生で臨み、強度のある試合ができたし、続く札幌大谷戦も悔しさをエネルギーに変える試合ができた。夏の合宿では攻撃型のチームにシフト変更できた。秋の選手権は3回戦で負けたが、全員が力を出し切る試合ができた。波はあったが、総じていいシーズンになった」
―来季の戦力と抱負を。
「もちろん目標はプリンスリーグ、高校総体・選手権の道予選優勝。今の2年生は成長期。フィジカルをどこまで上げることができるか楽しみだし、そこがキーワードにもなる。プリンスリーグは4、5月で5試合を消化するが、そこでどの位置にいられるか。技術の高い選手もいるし、この冬と春の遠征でどこまで伸びるか楽しみだ。毎年のことだが楽なシーズンにはならない。結果におびえることなく、サッカーを楽しみながらチームが成長していくことを楽しみにしている」




















