日本野鳥の会苫小牧支部副支部長で本紙にコラム「いぶり・ひだかで鳥発見」を連載中の安平町職員小林誠さん(32)が1日、根室管内標津町で、夜空を赤く染める「低緯度オーロラ」の撮影に成功した。「まさか北海道で見られるなんて」と驚いている。
オーロラは、太陽から放出されたプラズマ(電気を帯びた粒子)が大気中の酸素や窒素の分子と反応して発光する現象。小林さんは土日に動物の撮影旅行を計画し1日夕、仕事を終えて車で道東の友人宅に向かった。午後9時ごろ、赤っぽく輝く空に気付き、「すぐにオーロラと分かった」と撮影スポットを探した。
標津町のしべつ展望パーキングに車を止め、三脚を出し、知床連山の方角にカメラを向けて夢中でシャッターを切った。「赤いもやが濃くなったり、薄くなったりして神秘的だった。海外でしか出合えないと思っていたので、感動した」と振り返った。
十勝管内陸別町の銀河の森天文台によると、今回のオーロラは11月29日に太陽の表面で起きた爆発現象「フレア」が影響し、発生したとみられる。同天文台でも肉眼で確認できたのは2003年10月以来20年ぶりという。
















