大人に代わって家事や家族の介護などを日常的に行っている18歳未満のヤングケアラーについて、社会や子どもたち自身にも正しい知識を広めたい―と、道はハンドブックを作成した。苫小牧市もヤングケアラー支援条例の来年4月制定を目指しており、子どもたちを見守り、孤立を防ぐための支援の動きが広がっている。
ハンドブックは「中高生向け」と「小学生向け」がある。子どもたちは、自身がヤングケアラーだと自覚していないケースも多く、どんな世話をしている人をヤングケアラーと呼ぶかや、悩みや不安があれば「話を聞き、一緒に考えてくれる場がある」と伝えることを重視している。
中高生向けでは▽病気や障害のある家族のために家事をしている▽家族に代わって幼いきょうだいの世話をしている▽目が離せない家族の見守りや声掛けなどの気遣いをしている―などの事例をイラスト付きで示し、道内中高生の約25人に1人がヤングケアラーであることを説明している。
「信頼できる周囲の大人に話してみよう」と呼び掛けるページには、世話の内容や(その大人に)伝えたいメッセージ、伝えたい人は誰か―を書き込めるメッセージシートを掲載した。さらに、ヤングケアラー専門の相談窓口「ヤンサポ」のフリーダイヤル(0120)516086、携帯電話、SMS専用、メール、SNS、来所(江別市東野幌本町7、セリオのっぽろ店内、フリーダイヤルから予約が必要)への連絡方法を網羅した。
製本はしておらず、道のホームページ(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/171272.html=中高生向け)からダウンロードする。
















