定例道議会 一般質問終了 拉致問題 道民の声結集を

定例道議会 一般質問終了 拉致問題 道民の声結集を

 第4回定例道議会は5日も本会議を開いて一般質問を続行した。鈴木直道知事は、北朝鮮による日本人拉致問題について「ご家族の心情を察すると、深い悲しみと大きな憤りを覚える」と強調。拉致被害者の一日も早い救出に向けては「日本国民の一致団結した強い思いを北朝鮮に示すことが重要であることから、道としてはさまざまな機会を活用した署名の呼び掛けなどを行い、道民の声を結集して政府の取り組みを後押ししていく」との姿勢を示した。板谷良久氏(自民党・道民会議、苫小牧市区)の質問に答えた。

 板谷氏は今年10月に道議会に超党派の「拉致問題の早期解決を図る議員連盟」が発足したことを説明。拉致被害者5人が帰国してから21年の歳月が流れたことを指摘し、「この問題を風化させることのないよう、今後どのように対応していくのか」とただした。

 知事は「若い世代にも拉致問題への関心を持っていただくことが重要」と強調。道としては道教育委員会とも連携し「アニメ『めぐみ』などの啓発資材について、道内の子どもたちへの周知を強化するなど、引き続きこの問題が風化することのないよう取り組んでいく」と述べた。

 板谷氏は、海外出張で知事が国内不在時の道の危機管理体制の確保についても質問した。11月にベトナム・シンガポールへ出張した知事は「国内出張時と同様に、出張先からの通信手段、災害発生時に備えた指揮系統の維持など、道政運営や危機管理に支障がない体制を確保することが必要」と指摘し、今回も「副知事が札幌市内に滞在した。現地と国内をつなぐオンライン会議を開催できる体制を整えていた」と説明。今後も「渡航先や旅行期間などの状況を踏まえ、危機管理体制の確保に万全を期していく」と答弁した。

 定例会は同日で一般質問を終了。本会議では知事が総額1793億円の2023年度補正予算案を追加提案。7日から予算特別委員会で集中審議される。

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