採用600人の目標示す 第2回本会議 道半導体人材育成推進協

採用600人の目標示す 第2回本会議 道半導体人材育成推進協
半導体人材の育成と確保について話し合う協議会メンバー=6日、札幌市

 北海道半導体人材育成等推進協議会の第2回本会議が6日、札幌市内で開かれ、道経済産業局や道内の半導体企業、大学・高専、経済団体から約50人が出席した。次世代半導体製造ラピダスの千歳市の工場建設や集積が見込まれる関連産業の人材確保に向け、2030年度に道内の半導体関連企業に就職する理工系学生を現在の3倍の600人とする数値目標が示された。

 冒頭、同局の岩永正嗣局長は「半導体人材育成のための各取り組みは、ひいては道内の理系人材の質と量を高め、さまざまな産業の競争力を高める」と述べた。同日の中間報告によると、道内の半導体・電子デバイス関連企業の23年度理工系学生の採用実績は新卒、中途採用を合わせ200人。全国の動向と道内半導体企業への聞き取り調査を勘案すると、30年度には道内で600人が必要との数値が示された。

 人材育成の取り組みでは、大学・高専がカリキュラムを強化。将来の担い手となる小中学生には工場見学や出前授業により魅力を発信し、教育界と産業界が連携して実務家教員(社員)の派遣や教員対象の工場見学などを実施することを確認した。

 また、取引活性化の取り組みでは、道内の半導体・電子デバイス産業のサプライチェーンの強化をはじめ、企業間交流の深化や域内企業のマッチングなどに取り組む。

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