プロ野球で出場機会が少ない選手の移籍活性化を目的とする「現役ドラフト」が８日に実施され、１２人の移籍が決まった。２０１６年の新人選手選択会議（ドラフト会議）で１位指名を受けたロッテの佐々木千隼投手はＤｅＮＡへ。１７年に１位指名を受けた阪神の馬場皐輔投手は巨人、同じく１７年１位指名の中日の鈴木博志投手がオリックスに、日本ハムにはソフトバンクの水谷瞬外野手が移る。

　昨年から導入された現役ドラフトは非公開で行われ、今年で２度目。各球団が事前に２人以上の対象選手のリストを出した上で、少なくとも１人を獲得して１人を放出するルールとなっている。フリーエージェント（ＦＡ）権を行使したことがある選手や育成選手、外国人選手などは対象外。希望球団のみが参加する２巡目の指名はなかった。

【阪　　　　神】漆原大晟投手（オリックス）　

【広　　　　島】内間拓馬投手（楽天）　　　　

【ＤｅＮＡ】佐々木千隼投手（ロッテ）　　

【巨　　　　人】馬場皐輔投手（阪神）　　　　

【ヤクルト】北村拓己内野手（巨人）　　　

【中　　　　日】梅野雄吾投手（ヤクルト）　　

【オリックス】鈴木博志投手（中日）　　　　

【ロ　ッ　テ】愛斗外野手（西武）　　　　　

【ソフトバンク】長谷川威展投手（日本ハム）　

【楽　　　天】桜井周斗投手（ＤｅＮＡ）　　

【西　　　武】中村祐太投手（広島）　　　　

【日本ハム】水谷瞬外野手（ソフトバンク）

（カッコ内は前所属球団）