苫小牧市議会定例会は8日、一般質問を続行し、7人が質問した。主なやりとりを紹介する。
池田謙次氏(公明)は、津波避難タワーの設置を要望。野見山慎一市民生活部長は「建築資材の高騰や津波の発生レベルを見据え、市全体の財政的な優先度を考慮する必要がある。年内に担当レベルで考えをまとめ、年度内をめどに市の方針を固めたい」と答弁した。
志方光徳氏(新緑)は、JR苫小牧駅前再整備の状況を尋ねた。町田雅人総合政策部長は「苫小牧駅周辺ビジョンを具体化する事業計画の策定を進めている。駅前再開発の方向性として、旧サンプラザビルを含め公的機能の整備や民間資金の投入を検討し、解体と開発を進めたい」と答えた。
首藤孝治氏(改革フォーラム)は、地方自治体による資金調達ガバメントクラウドファンディングの導入を提案。町田総合政策部長は「事業によっては多くの寄付が集まり、市の課題解決に寄付者の意思を反映することが可能となる。事業を精査しながら検討したい」と話した。
嶋中康晴氏(新緑)は、市職員の退職者数を質問。山田学総務部長は「行政職の中途退職者は2020年度13人、21年度18人、22年度22人。20代から30代の比率が高く、理由として健康上の理由やキャリアアップなどが多いと認識している」と答弁した。
森本健太氏(共産)は、10月に開催した市エゾシカ対策円卓会議の詳細を聞いた。石黒幸人環境衛生部長は「国や道、JA、猟友会などから25人が参加した。各参加者の立場からエゾシカの被害や対策を説明してもらい、情報共有を図った。次回は年明けに行いたい」と説明した。
触沢高秀氏(無所属)は、災害時における市の備蓄品の保管状況を確認した。野見山市民生活部長は「直下型地震で約1万人の避難者に対応できる量を確保している。発電機や照明器具、毛布、災害用トイレ、飲料水などの品目を防災備蓄庫に分散して保管している」と答えた。
小野寺幸恵氏(共産)は、今夏の記録的な暑さを踏まえ、高丘霊葬場にスポットクーラーの設置を求めた。石黒環境衛生部長は「スポットクーラーは排熱に課題があるが、当面の暑さをしのぐため活用が可能か検討している。必要な台数を購入できるか、財政部と協議したい」と述べた。
















