栗山氏「世界一になると信じていた」

栗山氏「世界一になると信じていた」

 米大リーグで大谷翔平選手が10年総額7億ドル(約1015億円)でドジャースに移籍することが決まり、日本代表「侍ジャパン」前監督の栗山英樹氏は「本当に頑張ったと改めて強く感じる」との談話を発表した。

 栗山氏は大谷が日本ハムに入団した2013年から監督として手塩にかけて育成。「世界一の選手になると信じてファイターズから5年で旅立ち、メジャーでの6年間でこれだけの評価を受けた。本当にうれしい」と喜んだ。

 今春には、大谷とワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝の歓喜に浸った。まな弟子に「またここからが勝負。新しいステージでも、野球界のために何か見せてくれると思う。楽しみにしている」とエールを送った。

 阪神の中野拓夢内野手は空前の大型契約に「何だろう、この金額は」と言葉が見つからない様子。一緒にWBCで戦った姿を振り返り、「全体を巻き込む素晴らしい存在。少しでも近づきたい」と話した。侍ジャパンの井端弘和監督は、契約総額でプロスポーツ史上最高額とされる点に注目。「野球で日本人の大谷選手がトップになったのは誇り。子どもたちもどんどん憧れてほしい」と語った。

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