大谷、ドジャース入団決定 米大リーグ

米大リーグ球宴のレッドカーペットでインタビューを受ける大谷翔平=7月、シアトル(時事)

 【ロサンゼルス時事】米大リーグのドジャースは11日、エンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平選手(29)と10年契約を結んだと発表した。プロスポーツ史上最高となる総額7億ドル(約1015億円)の大型契約で合意していたが、正式に入団が決まった。エンゼルス時代と同じ背番号17。今週にも入団会見が行われる見込みで、一部の米メディアは14日(日本時間15日)と伝えた。

 大谷は球団を通じ、「ロサンゼルスでワールドシリーズの優勝パレードを行うという目標をチームやファンと共有していると、100%の自信を持って言い切れる」などと英文でコメント。ドジャースはメジャー出場の前提となる40人枠が埋まっていたため、11日にヤンキースと2対1のトレードを成立させ、大谷の登録枠を確保した。

 球団の公式X(旧ツイッター)では、日本語で「ロサンゼルス・ドジャースへようこそ、大谷翔平!」とのコメントとともに、大谷が背番号17のユニホームを着用したアニメーションを公開し、歓迎した。

 一方、大谷が今季まで6年間在籍したエンゼルスも公式Xで声明を出し、「球史を塗り替える活躍ぶりを見られて光栄だった。数多くの貢献に感謝。新たな門出に対し、心より健闘を祈っている」などとエールを送った。

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