クリスマスケーキ 商戦ピーク 値上げ傾向も予約例年並み

クリスマスケーキ 商戦ピーク 値上げ傾向も予約例年並み
ホテルニドムのクリスマスケーキ。値上がりも、予約は好調

 苫小牧市内の洋菓子店やホテル、商業施設でクリスマスケーキ商戦がピークを迎えている。今年は卵や牛乳、果物など原材料の価格高騰が長期化する中、値上げに踏み切る店が相次いでいる。ただ、ケーキが一年で最も売れるこの時期、各店は品質の維持に努めており、予約状況は例年並みを確保。中には飾りをシンプルにして価格を抑えるなど、各店が工夫しながら宣伝に力を入れている。

 ホテルニドム(植苗)は前年と同様、イチゴをあしらった「生クリームケーキ」(5号=直径約15センチ)、ベルギー産チョコを使った「チョコレートケーキ」(同)の2種類を用意。価格は原材料の高騰を受け、前年から300円値上げの5200円とした。

 同ホテルはリピーターの利用が多く、5000円の「大台」超えにも、予約は例年と同水準を維持。パティシエの山口克桂副支配人(51)は「値段は上がったが、材料は全く変えず、質は落としていない。昨年は2種類で4990台が売れたので、今年の目標は5000台以上」と意気込む。

 イオン苫小牧店(柳町)は10月下旬に予約を開始。イチゴと生クリームのホールケーキ、4000~5000円台が売れ筋だ。ホテルのシェフが監修する高級ケーキは、予約開始から1カ月もたたずに完売したものもあるという。

 食材費の高騰で、価格は年々、上昇傾向。多くの商品がこの5年間で1000~2000円値上がりした。同店1番人気の「ラ・フレーズ苺ショートケーキ」は4212円で前年比1割高。同店は「3000円代の商品が少なくなり、お客さまから『高くなった』と声を掛けられる機会も増えた」と話している。

 洋菓子店ファームソレイユ(本店・拓勇西町)も、イチゴや生クリームの定番「クリスマスデコレーション」の5号サイズが、前年比170円高の4370円。同店は「価格を抑えるようにしているが、多くの商品で100円ほど値上げした」と理解を求める。

 一方、一部の飾りを簡素化するなど価格を抑えたケーキ「トナカイさんのクリスマス」も新たに並べた。同じサイズを300円安い4070円で売っており、「多くの人に5号サイズを手に取ってもらいたい」と話している。

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