苫小牧市は13日、人材派遣業シグマスタッフ(東京)が市と道から受託した介護人材確保事業で委託料を不正に過剰請求していた問題で、8日に同社が2017~22年度の過請求分に、遅延利息を加えた全額計3996万7405円を返納したと明らかにした。11月に公表していた18~22年度分に加え、関係書類が残っていなかった17年度分も返納に応じた。
13日の市議会厚生委員会(松井雅宏委員長)で市が報告した。
17年度分は同社の関係書類が破棄されていたが、市は過剰請求の実態を踏まえ、委託料849万9213円のうち、過請求額を287万7590円と算出。遅延利息80万1389円を加えた計367万8979円を、同社が自主的に返納することで合意した。
18~22年度分は過請求額3328万5112円に、遅延利息300万3314円を加えた計3628万8426円。いずれも8日に同社が市に納付した。
刑事告訴について、市福祉部は「引き続き、道と協議をしている」と話している。
11月に同社が道と苫小牧市から受託した介護人材確保事業で、18~22年度に総額約1億7300万円を不正に請求していたと発表していた。
















