公園緑地 再編と集約 苫小牧市 第2次緑の基本計画公表 19日住民説明会

公園緑地 再編と集約 苫小牧市 第2次緑の基本計画公表 19日住民説明会
緑地として人気の高い緑ケ丘公園(ドローン撮影)

 苫小牧市は13日、第2次緑の基本計画(2024~43年度)の素案を公表した。20年間の都市緑化の方向性を示す計画で、本格的な人口減少時代を迎え、公園緑地の再編と集約の観点を初めて盛り込んだ。増加する維持管理経費の抑制も視野に入れ、人と緑が共生するまちづくりを目指す。

 第1次計画の今年度終了に伴う改定で、同日の市議会建設委員会(小山征三委員長)に報告した。素案は基本方針に(1)緑を守り、緑とふれあう(2)緑でまちの魅力を高め、維持する(3)緑を知り、学び、つながる―の3点を掲げ、各施策も示した。

 市内の都市公園の総面積は現在1070ヘクタール。21年3月末時点の市民1人当たりの面積は63・9平方メートルに上り、全国平均の10・7平方メートル、道内平均の40・7平方メートルを大幅に上回る。40年には人口減少で74平方メートルに達する予測だが、市は70平方メートルにとどめる目標を設定。抑制しなければ、22年度に5億円台だった維持管理費が8億円台に膨らみ財政を圧迫する恐れがある、と理由を説明している。

 抑制の手法として、住宅団地の建て替えなどに合わせ、主に小さな公園を整理統合する案などを挙げた。管理費削減に向けては、公園整備を担う民間事業者を公募、選定するPark-PFI制度導入の可能性にも踏み込んだ。

 この他、市民アンケートで1番人気だった金太郎の池を含む緑ケ丘公園など市街地周辺や、丘陵地から河川、海浜までの自然の保全にも力を入れるとした。ヤチヤナギやハスカップなど自生種の保存と活用の推進や、緑への関心の低い働き盛り世代などへの緑資源の魅力の発信なども盛り込んでいる。

 素案に関する住民説明会は19日午後2時、同6時から市サンガーデン(末広町)で2回開催。対象は市内在住者で予約不要。26日からパブリックコメント(意見公募)も開始する。来年1月24日まで。

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