苫小牧市は、北光町の未来の森公園内のドッグランを18日から一時閉鎖することを決めた。利用者のマナー悪化でトラブルが頻発したため、安全確保の観点から決断した。2010年9月のオープン以来、マナー違反による閉鎖は初めてで、再開時期は未定。
市が設置する唯一のドッグランで、周りを金網で囲み、中型・大型犬用2090平方メートルと小型犬用1060平方メートルの二つのスペースを確保している。無料で24時間誰でも利用でき、一年を通じて犬を自由に遊ばせる愛犬家でにぎわっている。
市は5日、出入り口付近に「利用マナーが悪いため、以下の期間閉鎖します。12月18日~当面の間」と記した文書を掲示。マナー違反として▽ふん尿の後始末がされていない▽狂犬病等ワクチン未接種が疑われる犬▽かみつきなどしつけがされていない犬▽管理頭数を超えての利用―などを挙げている。
ドッグランに専門の管理人は常駐しておらず、公園の指定管理業務に当たる民間企業が4~11月の人材配置期間に、ドッグランの清掃などを手掛けている。冬期間はほとんど目が行き届かなくなるため、市は閉鎖を決めた。利用者にルール順守を求める仕組みづくりなど安全を確保する体制ができるか見極めた上で、再開させたい考え。
これに対し、愛犬家の反応はさまざまだ。
2歳のラブラドルレトリバーを連れて来ていた北栄町の女性(40)は「仕事帰りや休みの日にほぼ毎日利用している。冬でも元気いっぱい遊ばせられる場所だったので、使えなくなると困る」と頭を抱えた。
7歳と3歳のシェットランド・シープドッグを飼う緑町の男性(58)は「愛犬がここで他の犬に襲われ、それを守るのに私もかまれたことがあった。管理人が置けないなら閉鎖は仕方がない」と話した。
















