文部科学省が表彰する生涯スポーツ優良団体に今年度は剣道の苫小牧北心館スポーツ少年団が選ばれ、13日にネピアアイスアリーナ=苫小牧市=で行われた市スポーツ少年団の2023年度生涯スポーツ優良団体表彰伝達式で、市スポーツ少年団の渡邊敏明本部長から表彰状や記念盾が贈られた。
同表彰は、地域スポーツの健全な普及や発展に貢献し、スポーツ振興に顕著な成果を挙げた団体を選定する。苫小牧北心館は創立43年の歴史を歩んできた。小林友洋館長は「古い道場。1980年からずっと続けてこられたのも、道場生や保護者、関係者の方々のおかげ。大変うれしい」と話した。
道場のOBでもある小林さんは6年前に5代目の館長に就任。現在は小・中学生17人の門下生に熱心な指導を行っている。
稽古は川沿公園体育館を会場に週3回。「館長就任時は門下生が4人ほどになったが、父母の皆さんの協力もあってこれまで続けてこれた」と目を細めた。
大事な成長期を迎える小・中学年代。北心館はこれまで多くの剣士を育ててきた。「これからも武道の基本から精いっぱいの指導をしていきたい。今後一人でも多くの方に剣道の楽しさを知ってもらえたら」と語った。




















