苫小牧高専に「創造工学工房」開設  最新機器を設置

苫小牧高専に「創造工学工房」開設  最新機器を設置
創造工学工房内に設置された最新機器

 苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は15日、校内に「創造工学工房」を開設した。学生が自由な発想でものづくりに取り組める環境づくりの一環で、デジタルマイクロスコープや卓上型3Dスキャナシステムといった最新機器を整備。デジタル技術を駆使した実践的な学習ができる。

 文部科学省の高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業で、今年3月に採択された。その後、機器の発注や設置作業を進め約1億円かけて校舎1階中央部の化学実験室を同工房に作り替えた。

 工房は105平方メートルで、全13種類(現在10種類が導入済み)の機器の他、ミーティングスペースと作業スペースを確保。機器は2000倍の倍率を持つデジタルマイクロスコープや3次元形状加工を施す「3Dモデリングマシン」、3Dプリンター、卓上型精密切断機などをそろえた。

 苫高専は昨年8月、全国の高専に先駆けて文科省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に認定され、AI教育を全学生が受けられることから、その強みを生かす狙いで自律走行型パーソナルロボットも設置。来年2月にはAI教材も導入予定という。

 この日、開所式が行われ同窓生や市職員ら約20人が工房内を見学。学生は18日から自由に利用可能で、村本充教授は「より実践的な学びができる。次年度以降、同高専協力会会員、地域の人も利用できるようにしたい」としている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る