少子化 9割「問題」 子育て不安 トップは費用 道民意識調査

少子化 9割「問題」 子育て不安 トップは費用 道民意識調査

 道民の約9割が、少子化が進むことや「少子社会」について「問題」と思っていることが、道が実施した道民意識調査で分かった。その理由として「年金などの社会保障制度の維持困難」が39・6%と4割近くを占め、最多だった。

 少子化が進むことを「問題である」と回答したのは92・2%。内訳は「非常に問題である」が64・2%で、「多少問題である」が28・0%。「特に心配する必要はない」は4・2%にとどまった。

 問題であるとした理由は、「年金などの社会保障制度の維持困難」に次いで、「さまざまな分野における労働力不足」が29・5%で2番目。以下「地方の過疎化の進行」(14・0%)、「消費の減少による経済規模の縮小」(10・3%)、「利用者の減少による公共交通機関の維持困難」(2・5%)の順。

 現在居住する地域について「安心して子どもを育てられる環境だと思うか」との質問に対しては、51・1%が「そう思う」と回答。「とてもそう思う」(6・1%)を合わせて6割近くとなった。一方、「あまり思わない」(27・6%)と「全く思わない」(4・1%)を合わせて否定的な意見も3割を超えた。

 仕事と子育てを両立するための課題(複数回答)については、「育児休業等が取りにくい職場環境や雰囲気」が39・9%で最多。これに「病気の子どもを預かってくれる保育施設が少ない」(35・3%)、「育児休業など制度面における職場の支援体制が不十分」(33・7%)が続いた。

 現在居住する地域は「子どもや子育て家庭のことを気に掛けてくれる人が多いと思うか」の質問に対しては、「あまり思わない」(39・0%)が最多で、「全く思わない」との回答も5・3%。「そう思う」(31・3%)と「とても思う」(5・1%)を上回った。

 子育てで不安に思っていること(複数回答)については、「子育てに係る費用」が47・6%でトップ。これに「子どもの健康」(40・0%)で続いた。

 調査は今年9~10月、道内に居住する18歳以上の道民1500人を対象に実施。790人から回答を得た。回答率52・7%。

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