苫小牧市内の自生ハスカップの保全活動に励む官民連携組織「ハスカップバンク」(事務局苫小牧市)は16日、出光興産北海道製油所(真砂町)のハスカップ園で市民向け剪定(せんてい)講習会を開催した。道立総合研究機構林業試験場の脇田陽一森林環境部長が講師を務め、23人が参加した。
同製油所のハスカップ園では、勇払原野由来の自生種を栽培している。脇田部長は若い木を成長させ、実のなりをよくするために剪定を勧め、「古い木は根元から切って大丈夫。剪定はできれば秋がよい」と説明。参加者は脇田部長の手ほどきで丁寧に枝を切り、肥料の生かし方や実を大きく育てるこつなども質問していた。
自宅の庭や畑で約30年、ハスカップを育てているという元中野町の室谷竜一さん(76)は「木が結構大きくなっていたので、とても勉強になった。1回では覚えきれないので、また開催してほしい」と話していた。
同バンク事務局の市環境生活課は「自宅でハスカップを栽培している人の参加が多く、定員を超える応募があった。来年も企画したい」と話していた。
















