北洋銀行は19日、取締役会を開き、安田光春取締役頭取(64)が代表権のない会長となり、津山博恒常務取締役(55)が代表取締役頭取に昇格する来年4月1日付の役員人事を決めた。石井純二顧問は3月31日付で退任する。
頭取在任6年の安田氏は、コロナ禍を経て景気が回復基調に転じたこと、低金利政策が転換期を迎え銀行の収益改善が見込まれること―などを交代理由に挙げ「次期後継者の育成が私の重要課題。さまざまな節目を抜け新頭取にバトンタッチする」と説明。会長職に就くことは「グループ会社の統括が役割。グループ力を最大限に生かし役割を果たしたい」と語った。
津山氏は「身が引き締まる思い。長年、北海道にはものづくり産業が少ないと指摘されてきた。ラピダス進出はそれを一変させる可能性がある。チャンス」と指摘。本道はGX(グリーントランスフォーメーション)の宝庫とし「食と観光に加え半導体やデータセンター集積などは追い風。GXやDX(デジタルトランスフォーメーション)などさまざまな知見を持つ人材を育て、チャレンジする風土をつくりたい」と抱負を述べた。
津山氏は函館市出身。横浜市立大商学部卒、1991年4月北海道拓殖銀行入行。2023年6月から常務取締役。
















