日本プロスポーツ協会は21日、今年の内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞に野球の国際大会、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの優勝を果たした日本代表「侍ジャパン」を選出した。
東京都内で行われた授賞式には監督を務めた栗山英樹さんが出席。岸田文雄首相からカップを授与され、「選手たちの、元気を届けたい、夢を与えたいという思いが伝わって皆さんに喜んでいただけたならうれしい」と語った。
殊勲賞には米大リーグのエンゼルスでプレーしてア・リーグ本塁打王と最優秀選手に輝いた大谷翔平、陸上女子やり投げで世界選手権の金メダルを獲得した北口榛花(JAL)、プロボクシングのスーパーバンタム級で王座を獲得して世界4階級制覇を遂げた井上尚弥(大橋)が選出された。大谷は「共に戦った侍ジャパンの皆さんと受賞できて大変光栄」との談話を寄せた。
プロ野球で38年ぶりの日本一を達成した阪神と、サッカーJ1で初優勝を果たした神戸には特別賞が贈られた。最高新人賞は車いすテニス男子で四大大会の全仏オープンとウィンブルドン選手権を制した小田凱人(東海理化)に決まった。














